クラウドストライク株、エージェント型AI需要の急増でブレイクアウトのきざしか?

主なポイント

  • CrowdStrike(CRWD)は、Salesforce や NVIDIA と提携し、エージェント型AIの導入をセキュアにする動きを強めている。
  • 会社の AI 製品「Charlotte AI」は、AIの誤用(misuse)リスクを監視・軽減する機能を持つ。
  • 株価は 50日移動平均線(50-day SMA)付近で重要なテクニカル水準を試しており、500ドル超えのポテンシャルがある。

CrowdStrikeの現在の状況

CrowdStrike Holdings(NASDAQ: CRWD)は静かなフェーズに入っており、次の決算発表は11月末の予定。ニュース以外の大きな推進力が不足する中、株価は動きにくい状態が続いている。

そんな中、Salesforceが CrowdStrike と提携し、エージェント型AIエージェントの構築で協力するとのニュースが出た。これは、Salesforce の企業向けツールと CrowdStrike の Falcon プラットフォームを統合し、AIシステムのサイバーセキュリティを高めることを目指すもの。

エージェント型AI(agentic AI)とは、人の継続的な介入なしに計画を立て、タスクを実行し、適応できる自律システムのこと。これらシステムを慎重に運用するためには、不正アクセス、権限の乱用、悪意のある操作などから守る“ガードレール(安全策)”が必須であり、サイバーセキュリティがその信頼の層として重要になっている。

また、CrowdStrikeは独自のエージェントAIとして「Charlotte AI」を展開。これにより、AIエージェントがどの人によって作られたか追跡したり、異常な動きを検知したり、不必要に多くのアクセス権を持つ「過剰権限(overprivileged)」アカウントの悪用を防ぐ機能を備える。Salesforce の社員は自然言語で Charlotte AI とやり取りでき、リスクを報告したり、対応策を提案したり、自動修復をトリガーしたりできるようにする見込み。

さらに、NVIDIA との統合も強化中。CrowdStrike の Charlotte AI AgentWorks は、NVIDIA の NeMo(オープンなAIモデル群)と連携し、AIモデルの訓練フェーズとデプロイフェーズの両方でセキュリティとガバナンスを確保しようとしている。


株価動向とテクニカル分析

  • 現在の株価は約 $448.28(米国東部時間午前10:45時点)。52週レンジは約 $263.45$517.98。アナリストの平均目標株価は $460.60
  • テクニカル的には、50日移動平均線(50-day SMA)を上回れるかどうかが目安。過去にもこのレベルを超えようとしたが、持続できなかったケースあり。
  • コールオプションの出来高に「$450」のストライク付近で強気なポジショニングあり。抵抗ラインを超える可能性への期待が見られる。
  • もし株価が $460〜$470 を上方に抜ければ、更に $480〜$488 のレンジへ伸びる可能性。最も強気なシナリオでは年末までに $500 を超えることもあり得るとの見方。
  • 一方で、50日 SMAで反発できなければ上昇が止まり、サポートラインへの調整がありうる。直近のスイングロウ(安値)を基に、$427〜$430 が即時のサポートレベル。さらに下落すれば $412 付近の200日移動平均線が注目される。

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