【調査レポート】住んでみて気付いたポイント「よかった点」、「困りごと・不満な点」

本日は大手サッシメーカーのリクシルさんが「新築・リフォームの検討～実際に住んで気付いたポイント　についての実態調査」に書かれていた内容を抜粋し、ご紹介いたします。

●住んでみて気付いたポイント「よかった点」

新築：「暮らしやすい間取り」46.7%がトップ。次いで「日当たり・眺望の良さ」39.0%、「家事動線の良さ」36.0%、
「省エネ・高気密高断熱性の高さ」33.3%、「収納の使いやすさ」32.7%が上位。
家づくりで譲れないポイントと共通の項目が多く上位にあがった。

リフォーム：リフォームも家づくりで譲れないポイントと上位項目が同じで、「使い勝手の良い設備機器」23.8%、
「掃除・お手入れのしやすい設備機器」22.7%、「暮らしやすい間取り」20.7%が上位。

※新築、リフォームともに、家づくりで譲れないポイントは住んでみて気付いた「よかった点」としても高く、概ね譲れないポイントに
ついて満足している。

●住んでみて気付いたポイント「困りごと・不満な点」

新築：「照明・コンセントなどの設置位置」19.0%、「窓の配置」15.3%、「収納使いづらさ」10.8%が上位。
「特にない」は34.0%。

リフォーム：困りごと・不満な点で1割を超えるものはない。その中では「収納の使いづらさ」9.0%、
「照明・コンセントなどの設置位置」7.2%、「遮音性の低さ」6.8%が高い。「特にない」は46.8%と
半数近くが特に不満な点を感じておらず、年代が高くなるほどその傾向が強い。

※新築、リフォームともに、家づくりで譲れないポイントが【日当たり・眺望の良さ】、【家事動線の良さ】の方は「照明・コンセント
などの設置位置」が困りごと・不満点として高い。【室内インテリア】は「遮音性の低さ」、【エクステリアまわり】は「エクステリ
アまわり」のみならず、他項目に比べて困りごと・不満点が高い。

全体では「暮らしやすい間取り」が最も高く、「日当たり・眺望の良さ」、「収納の使いやすさ」、「家事動線の良さ」が僅差で続く。
✓ 新築では、【家づくりで譲れないポイント】上位の項目「間取り」、「日当たり」、「収納」、「家事動線」、「省エネ・高気密
高断熱性」などの評価が相対的に高い。
✓ 設備機器を重視していたリフォームでは、「使い勝手の良い設備機器」、「掃除・お手入れのしやすい設備機器」が2割を超えて上位

家づくりで譲れないポイント別では、いずれのポイントでも「暮らしやすい間取り」がよかった点の上位。
【日当たり・眺望の良さ】では「日当たり・眺望の良さ」が、【省エネ・省エネ・高気密高断熱性の高さ】では「省エネ・高気密高断熱
性の高さ」が、【遮音性の高さ】では「遮音性の高さ」というように譲れないポイントがよかった点の上位にあがっているのがわかる。