プロが教える家づくりにかかる工事費用や諸費用

こんにちはてりねこブログ管理人のsugiです。

今回は家づくりにかかる工事費用や諸費用について解説いたします。

新築を建てる上でかかってくる本体工事とは別途で記載されていることが多い工事費や諸費用、税金、借入諸費用などの存在もしっかりと把握しておきましょう。※メーカーによって変わってくる所もありますので、必ず担当の方に確認してください。


本体工事費

まずは本体工事費ですが、建物の躯体本体・必要な設備等いわゆる標準仕様一式の工事費です。

設計料

設計料込の場合もあれば、建築家に依頼する場合などは設計料と施工先の工事費が別枠になります

オプション工事費

標準仕様外に変更した場合にかかります。吹き抜けやウッドデッキ・キッチンをグレード高い物に変えたり・・・

別途工事費(付帯工事費)

宅地内給排水工事(建築地に水道や下水等が入っていない場合行う)や地盤改良費、浄化槽設置費用、カーテン代、照明器具、TVアンテナ設置工事・ケーブルテレビ引込工事は入ってないことが多いです。


ここまでで家づくりにかかる8割を占めています。

諸費用

こちらはかなり項目が多いです。塵も積もれば山となる・・・しっかりと把握しておきましょう。

工事請負契約書印紙代・地盤調査費用・建築確認申請費用・建物の表示登記費用・建物の所有権保存登記費用

上記の5つはほぼ必ずかかってきます。

印紙代15,000円(5000万以内の契約)地盤調査費用は5万から10万程度、建築確認申請費用は建物の平米数により変動はありますが、10万もかかりません。

表示登記は7万~10万程・所有権保存登記は3万~5万程です。

住宅ローンを組む場合下記の費用は発生いたします。

ローン契約印紙代・事務手数料・保証料・団体信用生命保険料・抵当権設定費用・司法書士手数料

借入先・借入金額によって金額がまちまちなので借入先に確認するのが一番です・・・

私がいつしか住宅ローン提案書を銀行から頂いたとき2200万の借入で

保証料88万・実行手数料11万・印紙税・2万・抵当権設定費用15万

という感じでした。

土地を購入して建てる場合は下記の諸費用が必要になってきます。

土地売買契約書印紙代・土地所有権移転登記費用

印紙代は1万5千円~4万5千円・所有権移転登記費用は司法書士事務所にもよりますが10万程度かかるでしょう。

家を解体して建て直す場合は下記の諸費用がかかります。

解体工事費・抹消登記費用・滅失登記費用・さらに親の土地を相続する場合は所有権移転登記・相続登記・相続税

解体工事費用は解体する建物次第です。木造なら坪4万~5万 鉄骨造は坪6万~7万 RC造で坪7万~8万ほどです。抹消登記・滅失登記は合わせても数千円程度です。

所有権移転は10万程・相続登記は6万です。

贈与税はこちらに書ききれないので・・・リンクをこちらに貼っておきます。 

他にも住宅瑕疵保険・火災保険・水道加入金・下水道分担金・浄化槽設置届費用も考えておかなければなりません。

瑕疵保険は10万程度・火災保険もプラン次第ですが、10年一括家財も付けて20万程私の場合かかりました。上下水道・浄化槽の費用は各自治体によりかなり違うと思われます。

近隣への挨拶回り、地鎮祭や上棟時に餅投げをする場合の費用・業者さんへの差し入れ・・・

引っ越し・仮住まい・荷物保管料・・・・

馬鹿にできないのが、家具・家電購入費用です。我が家はそれだけで200万コースでした・・・

不動産取得税

毎年来る固定資産税・都市計画税もあります。

こーーーーんなに払う費用が多いし細かいし、ややこしいし家を建てるのめんどくさい!!

って感じるでしょうが、ひとつずつ目を通しておくのが肝心です。

こういった金額が知りたい!って質問があればコメント欄で受け付けておりますのでご相談ください。

2020年12月23日家づくりお金に関わる事,新築,諸費用

Posted by sugi