“高層化”進む木造建築 木材高騰で新たな動きも
地球環境への配慮もあり“木造の高層ビル”の建設ラッシュが世界各地で起きています。
東京・稲城市では今月、国内最大級の5階建て木造マンションが完成しました。
1階は鉄筋コンクリートで、2階から上は全て木造です。 木造と聞いて気になる点を確認しました。
(Q.『耐震』は?) 三井ホーム技術研究所・小松弘昭さん:「釘1本から開発して普通の壁より10倍くらい強い壁をつくっている。木造の軽い建物を強い壁で支えることによって、鉄筋コンクリートのマンションと同等以上の耐震性。震度7には耐えられる」
(Q.『耐火』は?) 三井ホーム技術研究所・小松弘昭さん:「この強化石膏(せっこう)ボードを2枚貼りして、非常に頑丈に耐火被覆することで、1時間くらい仮に消火活動しないで燃えたとしても、中の構造はまったく燃えない。焦げも生じない」
(Q.『防音』は?) 渡辺瑠海アナウンサー:「上の階と下の階でボールを使って試しました。本当に何も聞こえません」 三井ホーム技術研究所・小松弘昭さん:「建物を木造で作るのは、エコあるいはCo2削減の観点から、世界的なトレンド」 コンクリートに比べ、軽量で扱いやすい木材を使えば、工期が短縮され、コストも削減できるといいます。
法改正や技術革新で可能となった、こうしたメリットを追い風に、広がりを見せる木造化の流れは、すでに都心でも。 東京・銀座に完成したばかりの『HULIC&NewGINZA8』は木材と鉄骨を組み合わせてできています。銀座の中心に森をつくるというイメージだと言います。
去年新しくなった新聞社の3階建てのオフィスは、装飾だけでなく、構造にもヒノキやカラマツを使った木造建築です。
日刊木材新聞社・岡田直次社長:「色々、毎日いらいらする仕事ですが、できたら木の建築の中で、リラックスしてのびのびと仕事して頂いたらいいかなと。(木は)成長していくなかで酸素を放出し、二酸化炭素を吸収する。“木材とともに生活する”地球温暖化対策への一つの貢献かと」 温室効果ガスの削減が世界的な課題となるなか、一歩先を行く国もあります。
2017年、カナダで大規模な木造の学生寮が完成。53メートルの高さは当時、世界一でしたが、その2年後には、ノルウェーに高さ85メートルの木造高層ビルが登場し、世界トップの座を奪いました。
建設ラッシュの様相を呈する木造建築ですが、不安要素がないわけではありません。 新型コロナによる物流の混乱や北米の建設ブームで、木材価格は世界的に高騰。日本でも多用されるアメリカ産木材の先物価格が一時、前年比で4倍に跳ね上がるなど、調達が困難な状況が続いています。 この難局を打開するため、国内で新たな動きが生まれていました。
鳥取・南部町の製材工場が力を入れるのが、地元産の木材を使ったCLTと呼ばれるパネルです。繊維の向きを互い違いにして、複数の板を貼り合わせることで、強度はコンクリートに匹敵するとされ、マンションやビルにも使用できます。 大規模な木造建築の普及は、業界全体の活性化につながるといいます。
鳥取CLT・中西康夫統括部長:「中規模、大規模の(木造建築)にどんどん使われることによって、木材の新しい需要として、しっかり地元なり日本で使用されて循環していく。当然そういうところで、新しい雇用とか、すべて生まれる」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c9128752d88496e4ad99cfeab753465492bccea6
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